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世界初! 胃がんと大腸がんの原因を発見!

胃がんや大腸がんの原因はラドンから生じたポロニウム!?

弊社は胃がんと大部分の大腸がん(結腸がん)の原因は、肺がんの原因だったラドン222がα線を放出した後に生じるポロニウム218だと考えています。

ポロニウムは酸素と同じ16族元素であり

1.ラドン222から生じる

2.固体だが生まれてしばらくは秒速100mで空気中を飛び回る

3.水に非常に良く溶ける

4.さらに半減期3.1分でα線を放出して鉛214に変わる

という性質を持っています。そのためラドンから変化したポロニウム218が室内を飛び回り、食品や飲料水に付着または溶け込むことは十分考えられます。

ポロニウムから飛び出るα線もまた非常に強い発がん能力を持っています。ご飯粒の表面に付着したポロニウム218からα線が飛び出て、ご飯に触れていた胃の内壁に当たれば胃がんになり得ます。そもそも胃がんは東アジアから東南アジア南アジアの米食文化圏で多発しており、欧米では稀ながんです。米そのものには発がん物質は含まれていません。日本の俗説ですが、胃がんは遺伝するとか伝染すると言われることがあります。炊飯したご飯粒の表面にポロニウムが付着するのならば、米食文化圏で胃がんが多発することを自然に説明できます。また家族は多くの日に同じ食堂で食事をするので、食堂のポロニウム濃度が高い家に住んでいる家族はみんな胃がんになる確率が高くなります。

また消化器官を流れてゆく水滴はが最も安定です。α線は水中で50μmしか飛べません。水や茶などに溶けたポロニウムは胃や小腸にほとんど影響を与えることなく大腸まで達します。結腸では水が吸収されてポロニウムは裸になり、α線が結腸内壁細胞に届き、その細胞をがん化させます。

また食事時には水・茶・味噌汁・スープなどの形で水分を摂取します。胃や腸の中で水分は雨粒程度の大きさ(直径2〜3mm)で通過します。ポロニウム218から出るα線は水中では50μm程度しか飛ばないため、水粒子に溶けたポロニウム218は胃や小腸にほとんど影響を与えることなく大腸まで達します。

しかし胃や小腸を移動している間にポロニウム218は鉛214に変わり、鉛214はビスマス214に変わり、そして再度α線を出すポロニウム214に変わります。鉛214やビスマス214が出す放射線(β線)のがん発生能力はラドンやポロニウムが出すα線の1/100以下しかありませんが、ビスマス214がβ線を出して生じるポロニウム214に変わり、1万分の1秒でがんを作る能力が非常に強い放射線を出します。ラドン222がポロニウム218に変わった時から2番目のポロニウム214が放射線を出すまでの時間は約50分です。この時間は飲料水が大腸に届くのに適当な時間と言えます。

上図のようにラドン222から変わったポロニウム218は水粒に溶けて鉛214をへてビスマス214になります。鉛214やビスマス214は水粒に乗って胃や小腸を通過して大腸に着きます。大腸で水分が吸収されてビスマス原子が単独で大腸の内壁にくっつきます。ビスマスが2番目のポロニウムに変わった直後に出る放射線が大腸の内壁を直撃します。

大腸がんは世界中のほとんどの国で同程度の発症率・死亡率です。目立つのは近年の日本で死者数が急増していることぐらいです。我が国ではクーラー普及前の1970年に7,000人程度だった大腸がんの年間死者数が今では50,000以上になり、死者数第二位のがん(第一位は肺がん)になりました。大腸がんの原因候補を見つけた人はいません。

ご飯に付着したポロニウムからのα線を霧箱で観測に成功!

我々は霧箱という放射線測定器でご飯粒から出る放射線を観測しました。

霧箱とは箱内に満たしたエタノール蒸気を-40℃まで冷やすことによってエタノールの過飽和状態を作り、そのエタノールの蒸気(過冷却蒸気)の中を放射線が通過したときに発生した飛跡(飛行機雲のようなもの)を観測する放射線測定器です。

霧箱で観測される放射線(α線)の飛跡

ご飯粒から出る放射線を観測するにあたり、我々は次の写真のように黒い紙でひさしを作成し、ご飯粒を貼り付けました。

黒い紙のひさしに張り付けたご飯粒

霧箱では先ほど述べた通りエタノールを-40℃に冷やしてエタノールの過冷却蒸気の中を放射線が飛んだ時の飛行機雲を観測します。すると測定のために箱内に置いたご飯粒までもが-40℃まで冷やされてしまい、完全に凍って写真撮影用のライトの光を反射してしまいました。霧箱での測定は暗室で行うため、白いご飯粒がライトの光を強く反射してしまうと、逆光によって飛行機雲を撮影することが困難になってしまいました。それで黒い紙でひさしを作ってご飯粒が直接見えないようにして写真を撮りました。

我々はひさしの下から放射線が出ている写真が多く撮影できました。

ご飯粒から出る放射線の飛跡

ポロニウムはご飯粒にめり込まず表面に付着しています。そしてこのご飯粒を食べると胃の中でポロニウムが放射線を出します。これが胃の内壁細胞にがんを作るのでしょう。米自体には発がん物質は含まれていませんが、炊飯したご飯に付着したポロニウムなら米食文化圏に胃がんが多いことが自然に説明できます。また家族は同じ場所で食事をする機会が多いため、胃がんの発生確率は家族内で同じような値になるのでしょう。

原因がわかれば対策は肺がんと同様に簡単

ラドン濃度の低い建物はポロニウム濃度も低くなるので、胃がんや結腸がんの発生率も下がります。三大がんの対策はほぼ共通です。建物の出来るだけ低い位置(個人住宅なら玄関土間)に排気口(地下階があるなら排気ファン)を開けてラドンを屋外に出す対策が有効です。偶然ではありますが、2008年の国連科学委員会報告に従って肺がん対策を行なっておれば、胃がんと大腸がんの対策にもなっていました。

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